こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
顔にハリがないと、見た目年齢が一気に老け込みますよね。
ハリがなくなる原因を知って、ハリを取り戻すスキンケアを知りましょう。
体の中から肌のハリを取り戻すのに、効果的な食べ物についてもごご紹介します。
顔にハリがなくなる5つの原因
なぜ顔にハリがなくなるのでしょうか?
その原因が分かれば、効果的なスキンケア方法がわかりますよね。
◆ハリのある肌の状態とは?
肌は表皮と真皮で構成され、真皮には繊維状のタンパク質「コラーゲン」「エラスチン」が張り巡らされています。
この「コラーゲン」「エラスチン」の量が減少すると、肌はハリを失ってしまいます。
また、皮膚の下の筋肉「表情筋」の衰えも、皮膚の土台を弱めて肌のハリの消失を招きます。
ハリのある肌とは、真皮層にコラーゲン・エラスチンがたっぷりあり、表情筋がしっかり機能している、ツヤがあってピンと張った肌です。
◆肌の乾燥
洗浄力の強い洗顔料を使い、角質を傷つけるようなゴシゴシ洗いを続けていませんか?
このような習慣があると肌は乾燥し、外的刺激を受けやすくなります。
この状態では、摩擦や紫外線の刺激が真皮に届きやすくなり、コラーゲン・エラスチンの減少を招いてしまいます。
◆加齢
年齢を重ねるとコラーゲン・エラスチンが減少し、肌のハリは失われていきます。
また、紫外線対策を怠ると、その蓄積によるダメージも年齢とともに表面化。
老化による筋力低下で表情筋も衰え、ハリはますます失われます。
◆紫外線のダメージ
真皮まで届く紫外線UVAは、真皮層の肌細胞にダメージを与え、コラーゲン・エラスチンを破壊し、その生成を妨げます。
◆ストレス
強いストレスを感じると交感神経が優位になり、血管が収縮。
肌細胞に栄養・酸素が十分行き届きません。
その結果、肌のターンオーバーは乱れ、コラーゲン・エラスチンの生成が厳しくなり、肌はハリを失います。
また、ストレス免疫力を低下させるため、肌トラブルのリスクはさらに上昇します。
顔のハリを取り戻すスキンケア方法
ハリを取り戻すためのスキンケア方法をご紹介します。
◆肌を保湿する
しっかり保湿されてふっくらした肌は、ハリがよみがります。
ヒアルロン酸は、少量で多くの水分を抱えられる成分なので、肌の水分を保って、ハリをキープ。
セラミドは、肌細胞間を埋める成分で、肌の水分の蒸発を防ぎます。
ヒアルロン酸やセラミドが含まれたものでお手入れの最後は、クリームで肌の油分の膜を作り、外的刺激から肌を守り水分の蒸発を防ぎましょう。
◆エイジングケアを取り入れる
肌がハリを失うのは、年齢的な影響も大きいです。
肌のハリに違和感を感じたら、エイジングケアを始めます。
以下の成分が配合されたスキンケアアイテムなら、効果が期待できます。
・ナイアシン:肌の代謝・血行を促進して肌のハリを導く
・ビタミンC誘導体:肌のハリに期待大、美白効果もあり
◆正しいクレンジングと洗顔
クレンジングと洗顔は、間違った方法で行うと肌トラブルの原因に。
洗浄力の強いアイテムは避けて、刺激の少ないものでソフトに行いましょう。
クレンジングはこすらず、ポイントメイクは綿棒やコットンを使って優しくオフ。
洗顔料はしっかり泡立て、額とフェイスライン、頬、目元・口元の順で泡をのせます。
指の腹を使って円を描くようにやさしく洗い、決してこすらないように。
最後はぬるま湯で十分にすすぎ、洗顔料が残らないようにします。
◆紫外線対策
UV防止効果のあるアイテムは、刺激の少ないものを選びます。
汗をかく夏は、日焼け止めのこまめな塗り直しを忘れずに。
また、日傘・帽子・サングラスなどで紫外線対策も効果的です。
紫外線は曇りでも雨でも冬でも降り注いでますので、一年を通して対策を。
◆表情筋のストレッチ
毎日の習慣に、表情筋のストレッチも加えると効果的です。
顔の筋肉を鍛えましょう。
2.寄せたパーツを話すように5秒キープ
3.目を閉じ眉と目を眉間に寄せて5秒キープ
4.眉と閉じたままの目を上に寄せて5秒キープ
5.目を開き、口を大きく開けてゆっくり「あ・い・う・え・お」
6・頬を上げながら口を横に大きく開けて5秒キープ
7.口を縦に大きく開けて5秒キープ
8.口をふくらませて5秒キープ
9.口をすぼめて5秒キープ
10.微笑むように基地を広げて5秒キープ
11.アゴを横にずらして左右各々5秒キープ
顔のハリに効果的な食べ物

・βカロチン:南瓜、人参、ピーマン
・リコピン:トマト、スイカ、柿、マンゴー
・ビタミンC:トマト、いちご、キウイ、ブロッコリー
・ビタミンE :アーモンド、ピーナッツ、ウナギ

まとめ
