こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
かゆみや赤み、ピリピリ感などの症状に悩まされる肌荒れ。
原因は様々ですが、「毎年、決まった季節に肌荒れを繰り返す。」という人は…。
季節ごとに発生しているアレルギーで、肌が何らかのアレルギー反応を起こしてしまう「季節性敏感肌」かもしれません。
「そういえば…いつも、この時期になると肌荒れを起こす。敏感になる。」と感じている方が多いですよね。
今回は季節ごとに気をつけたい肌荒れの原因と、そのケア方法をお伝えします。
季節性敏感肌とは?
季節性敏感肌の大きな特徴は、ある特定の時期に決まって肌状態が不安定になること。
乾燥したり赤みが出たり、「肌が敏感になっている」と感じてる人も多いのでは?
その原因のひとつと言われているのは「季節性アレルゲン」です。
季節性アレルゲンは、花粉、カビ、ほこり、ハウスダスト、PM2.5など。
これらのアレルゲンが肌に付着して炎症を起こすことで、肌に赤みが出たり、いつものスキンケアが合わなくなったりする。といった敏感肌症状が出ることがあります。
あなたは大丈夫?季節性敏感肌チェック
普段は何もないのに、特定の時期に肌が敏感になる、季節性敏感肌。
自分の肌が当てはまるのかどうか?気になりますよね。
下のチェックリストで診断してみましょう。
☑ 花粉症である
☑ 頬や目のまわりにかさつきがでる
☑ 外出が多い
☑ 睡眠不足がち
☑ 紫外線に弱い
☑ ストレスが溜まりやすい
春夏秋冬…肌荒れを起こしやすいアレルゲンは?
肌荒れを起こした時、原因が分からなければ正しいケアは行えないですよね。
まずは、季節ごとに代表されるアレルゲンを知り、肌荒れの原因を知った上でケア方法を取り入れましょう。
肌の肌荒れ原因とケア方法
冬から夏に向けては寒暖差が激しく、気候も変わりやすい季節。
スギやヒノキなどの花粉、ホコリが舞って肌が汚れたり、強くなってくる紫外線によって日焼けが気になったり、肌は過酷な環境にさらされます。
さらに、春は新しい環境の変化による疲労、ストレスなど、敏感肌の原因が多くあります。
この時期は、スキンケア製品を刺激の少ないものに変えるのがおすすめです。
しっかり洗顔することはいいのですが、この時期はバリア機能が低下しているので、やさしく行い、やりすぎに注意!
夏の肌荒れ原因とケア
ジメジメと暑く、高温多湿の日本の夏には、イネ科の植物やカビなどのアレルゲンが発生します。
さらに、夏場は紫外線がピークになり、外では紫外線を浴びて乾燥し、室内はクーラーで乾燥するという風に、常に乾燥しがちになります。
ここ時期のスキンケアは、心地よいテクスチャーを選ぶのがおすすめ。
べたつきが苦手な方は、さっぱりタイプの乳液やジェルクリームなどで保湿ケアを重点的に行うといいですね。
・毎日5分でもお湯船につかる
・化粧水の後は必ず油分でフタをする(サッパリタイプ、ジェルタイプ)
・日焼け止めで紫外線ダメージ回避する
冬の肌荒れ原因とケア方法
寒さが厳しくなる冬は、食物によるアレルゲンは少ない季節。
その代わりに気をつけて欲しいのが、年末の大掃除の時に出るチリやホコリ、ハウスダストです。
また、乾燥しやすい時期なので、乾燥を放置して敏感肌が悪化しないように、保湿を中心に念入りなスキンケアを心がけましょう。
・熱すぎるお湯やお風呂はNG
・うるおい成分配合のハンドソープで手洗い
・長時間の暖房は避ける
まとめ
特定の季節になると肌荒れするという人は、季節性敏感肌かもしれません。
今回ご紹介した、季節ごとに原因となりやすいアレルゲンをできるだけ避けて、適切なスキンケアを行うことで健やか肌をキープしましょう。