こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
アンチエイジングで美肌をキープ①の続きをお伝えします。
化粧品によるアンチエイジング
シワやシミ、たるみなど、老化によってできてしまった肌トラブルでも諦めることはありません。
アンチエイジングのポイントは、足りなくなった美容成分を補いながら、生活の中で老化の原因となっている習慣を変え、老化速度を遅らせていくことです。
まずは、アンチエイジングに効果的な成分が入った化粧品を選んで、外側からのケアをスタートしましょう。
「何を選べばいいか分からない…」という方に、特に注目していただきたい美肌成分をご紹介します。
参考にしてくださいね。
化粧品選びに注目したい成分5つ
アンチエイジングのためには抗酸化力が高く、細胞を活性するような成分が入った化粧品がおすすめです。
1.ピンクジェノール
松の皮から抽出されたポリフェノールの一種です。
・抗酸化力が高く、活性酸素を除去する働きがあるといわれている
・コラーゲン、エラスチンを再生させる効果がある
・血行促進に効果的
2.レチノール
ビタミンAのことで、細胞を活性させハリのある肌へと導きます。
・新しい細胞を作り出し、ターンオーバーを整える
・抗酸化力があり、炎症の起こりにくい強い肌へ変える働きがある
3.ビタミンC誘導体
美白成分としてもポピュラーなビタミンCですが、肌への吸収率が低く、酸化しやすいというデメリットがありました。
ビタミンC誘導体は、そのデメリットをカバーし、高い吸収率と長時間効果が持続する成分です。
・シミに働きかける
・コラーゲン生成のサポートする
・毛穴を目立たなくする
4.幹細胞
傷ついたり弱ったりしている細胞を修復し、活性化させる幹細胞。
ヒト由来、植物由来、動物由来の幹細胞があり、ハリやシワなどにお悩みの方におススメです。
・細胞を活性化し、ハリのある弾力肌に導く
・コラーゲンやエラスチンを生成し、シワを改善していく
5.プラセンタ
抗酸化や血行促進、保湿にも効果が期待できます。
・紫外線ダメージを修復し、細胞を活性化させる
・たんぱく質やビタミン・ミネラルなどの栄養素を含み、保湿にも効果的
正しいスキンケアでアンチエイジング
どんなに効果的な美容成分を使っていても、正しいスキンケアができていなければアンチエイジングできません。
正しいスキンケアとは、いったいどんなものでしょうか?
正しいスキンケアのポイントは3つです。
1.洗顔
2.保湿
3.紫外線対策
1.洗顔について
洗顔で一番大切なことは「不要なものを洗い落とす」ということ。
「不要」というのは、汗やホコリ、メイク汚れだけではありません。
古い角質や皮脂汚れが溜まると、肌表面を固いうろこのように覆ってしまい、化粧水や美容師分が浸透していきません。
これでは、どんなに高い美容液を使っても、最大限の成果を得ることができないので、しっかりと洗顔で落としましょう。
2.保湿について
肌のハリやキメ、シワなどは肌の水分量が原因のトラブル。
乾燥した肌は、紫外線の影響を受けやすく、シミや色素沈着などをつくる原因とも言われています。
若々しい美肌に欠かせない保湿ですが、浴びるように化粧品をかけても、なかなか乾燥肌を改善するのは難しいですよね。
保湿に欠かせないのが、肌表面の潤いではなく肌内部の
・細胞間脂質のバリア機能
・天然保湿因子
・皮脂
です。
表皮は「角質」とセラミドなどで構成される「細胞間脂質」が何層にも重なって形成され、一番上に皮脂膜がフタをしている状態。
この3つのバランスよく働き、肌内部の水分量が上がることで、健やかで潤いに満ちた美肌が保たれます。
3つとも体内で作られる成分ですが、加齢や間違った洗顔、ターンオーバーの乱れなどが原因で不足してしまうことも。
しかし、セラミドやNMF(アミノ酸)は化粧品で、からだの外から補うことが可能。
普段のスキンケアに上手に取り入れて、保湿をしっかり行いましょう!
3.紫外線対策
紫外線には波長の長い
・UVA波(生活習慣紫外線)
・波長の短いUVB波(レジャー紫外線)
日焼け止めは一度にたっぷりつけるのではなく、少量を2-3回に分けて重ねるのがポイントです。
手軽に塗り直しができるスプレータイプの日焼け止めなども活用して紫外線対策していきましょう。
食べ物で効果的にアンチエイジング
肉や魚、卵、大豆、小豆
肌細胞やコラーゲン、女性ホルモンには欠かせないたんぱく質。
特に大豆たんぱくは、女性ホルモンに似た「イソフラボン」が含まれています。
大豆は遺伝子組み換えのものがあるので、小豆がオススメです!
野菜、キノコ類、海藻
ポリフェノール
りんごやブルーベリーなど、果物や野菜に多く含まれるポリフェノールは、老化を促進させる活性酸素を除去する抗酸化作用の高い食品です。
豆やナッツ類にも多き含まれています。
これらのアンチエイジングに効果的なものとは逆に、老化を進めてしまう食べ物についてもご紹介しますね。
老化の原因になる食べ物
揚げ物
肌を「焦げ」させる糖物質「AGE」が多いのが揚げ物です。
糖質が高く、さらに高温で揚げることによって大量のAGEが作られてしまいます。
AGEはたんぱく質にダメージを与えるため、肌のたんぱく質であるコラーゲンやエラスチンが攻撃され、シワやたるみの原因に。
揚げ物を食べるときは、レモン汁や酢をかけることで、AGEが増えにくくなると言われています。
精製された白い砂糖
精製砂糖も糖化の原因となる食材です。
血糖値の急激な上昇を引き起こすので、健康面でも心配です。
精製砂糖を使ったお菓子やパンなどもオススメできません。
キビ砂糖や黒糖など、精製されてない砂糖に切り替えて糖化を防ぎましょう。
添加物の多い食事
お惣菜やコンビニ弁当は、家庭でつくる食事よりも添加物が多く使われてます。
添加物は活性酸素をつくりだす厄介者。
活性酸素が増えれば、肌は酸化し老化が進んでしまいます。
外食や手軽な食べることが多い方は、抗酸化作用のある食べ物を積極的に食事に取り入れましょう。
アルコール
一般的にアルコールは健康やダイエットの「敵」という認識をされいる方が多いです。
実はアルコールは体だけでなく、肌へも大きな影響を及ぼします。
アルコールは脱水症状を起こしやすく、肌のバリア機能や保水力も奪います。
乾燥肌や顔のむくみにも関係しているので、お酒好きの方は注意が必要です。
・ジュース
・マーガリン、ショートニング
なども取りすぎないように気をつけましょう。
適度な運動によるアンチエイジング
定期的に運動している人ほど、歳より若く見えることってありますよね。
しかし、「運動」が肌とどう関係しているのでしょうか?
運動すると
・血流がよくなり全員に酸素と栄養がめぐるようになります。
・肌細胞にも酸素・栄養・水分が補給されターンオーバーの正常化や細胞の活性化に働きます。
ウォーキング
少し速足で、いつもより大股で歩くと効果的。
ストレッチ
ストレッチは、ウォーキングと同じように道具もお金もかからない手軽な運動。
「ヨガは少し難しい」というイメージを持っている方でも、ストレッチなら気軽に始められそうですね。
肩回しや前屈、アキレス腱伸ばしなどでゆったりと全身を伸ばしていきましょう。
最初は固かった体も、続けていくうちにだんだんとゆるんで柔らかくなっていきます。
筋肉は伸びてゆるんでいくと、目の位置が上がったり、ほうれい線がうすくなったり…と少しずつ変化を感じられるようになっていきます。
ストレッチは無理をしすぎないのがポイント。
ウォーキングもストレッチも簡単に取り組める運動なので、アンチエイジングをしながら楽しく続けていきましょう。
まとめ
加齢から逃れることはできませんが、肌の老化速度を遅らせることはできます。
まずは、自分のスキンケアが間違ってないか、洗顔や保湿、紫外線対策をしっかり行うことが重要。
食べ物や運動も取り入れて、肌の内部と外部からもアンチエイジングしていきましょう。
肌の老化速度を早めないように、毎日の習慣を見直して、いつまでも若々しい肌をキープしましょう!!