こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
もう2月も半ば…春はもうそこまで来ています。
春は、温度や湿度の変化が一定ではなかったり、春先の強風でほこりや花粉が飛散、ライフスタイルの変化が起こりやすい時期です。
この時期、なんだか肌の調子が良くない、化粧品があわなくなった気がするなど、お悩みも増える時期ですね。
冬から春へ、季節の変わり目のお肌のストレスは?
一年の中でも冬から春にかけては、気温の変化が激しく、肌にとっても過酷です。
日中は暖かくても、朝や夜は気温が下がり急激な温度変化により肌がストレスを感じます。
さらに、春は日差しが強くなり、1年を平均的に見ると3月ごろから紫外線の影響が強くなります。
それだけでなく、花粉、黄砂なども。
また、年度が変わる4月に向けて入学や入社、転勤など新生活も始まることで気持ちにも変化が訪れます。
生活環境が新たになることで明るい気持ちになる一方、慣れない生活が続くと精神的なストレスの原因にも。
ストレスが増えるとホルモンバランスも乱れ、乾燥や吹き出物など肌トラブルの原因になります。
肌ストレスによるターンオーバーの乱れに注意
肌がストレスを感じているとターンオーバーが乱れがちになります。
ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれ変わることで、健康な肌だと周期は28日と言われています。
その周期が乱れると古い角質が肌に残り、くすんで見える原因となるだけでなく、キメも乱れているため、バリア機能が低下している状態になっています。
バリア状態が低下している状態で、空気中の花粉や黄砂、強くなる紫外線にさらされるため、肌が敏感になり痒みが出たり、吹き出物の原因になったり、普段使っているスキンケアも刺激に感じたりします。
お肌のターンオーバーを乱さないようにケアする事がポイントです。
帰ったらすぐに洗顔!外出前後のスキンケアのポイント!
外出前は守るスキンケアで準備を
外出前は、外に出た時に起こりうる影響を想定して、そこから守るようにケアするのがポイント。
たとえば紫外線を多く受ける1日になりそうなら、日焼け止めをしっかり塗っておくこと。
また日中室内で1日、空調のきいた湿度の低い環境にいることであれば、朝からしっかり保湿することが大切。
最近では、保湿などのスキンケア効果だけでなく、花粉や外気の汚れもブロックする下地やファンデーションなども発売されているので、用途にあわせて使うことがより良い準備になります。
帰宅後は汚れを落とし回復するスキンケア
スキンケアはまず汚れをしっかり落とすこと。
メイクしているため、顔の外気の汚れが付着しやすくなっています。
疲れて帰ってきて座りたいところですが、まずは洗顔をオススメします!
しっかりとクレンジング・洗顔で汚れを落としましょう。
ただし、しっかり落とすとは言え、この時期はお肌が揺らぎやすいので、クレンジングは保湿力が高く刺激が少ないものがいいですね。
敏感になっている肌に刺激は禁物ですので、優しいタッチで肌に触れて落としましょう。
また、洗顔も手のひらをひっくり返しても泡が落ちないくらいのきめ細かい泡をしっかり泡立てて、泡を転がすように洗顔しましょう。
洗い流す時は、お湯は必要な皮脂も落ちてしまい乾燥の原因になるので、ぬるま湯で洗い流すのがポイントです。
汚れを落としたら日中うけたダメージを回復するようにスキンケアを。
「保湿」が大事です。
「肌が敏感だ」と感じている時期は、シンプルに保湿力が高いもので保護しましょう。
お肌が敏感なときのメイクはどうしたらいい?
肌が敏感になっている時は、スキンケアもメイクも肌に過度な刺激を与えないことが重要です。
メイクは、しっかりしたメイクはおすすめしません。
濃いメイクは落とすのが大変だからです。
ファンデーションは、パウダーで軽い仕上がりにして目元は抑えて、リップにしっかりとした色を持ってくると、手抜きメイクに見えません。
ぜひ、試してみてくださいね。
まとめ
冬から春にかけては、乾燥や花粉、黄砂、強くなる紫外線といった外的な要因のほか、生活環境の変化などによる内的な要因で、肌のストレスがかかりやすく、肌のターンオーバーが乱れることで肌が敏感になります。
肌ストレスに強くなるためには、体の内側からのケアも大切です。
質の良い睡眠をとること、食事をバランスよく摂取すること。ビタミンB1やB2など、肉や魚などのたんぱく質に含まれる成分は、疲れを回復させます。
さらに、果物に多く含まれるビタミンC・E、緑黄色野菜やキノコ類などに多く含まれるβーカロチンやポリフェノールは抗酸化成分が多いため、ストレスによる活性酸素や低下した免疫力を回復させる効果があります。
お肌にはストレスの多いこの時期ですが、スキンケア、睡眠、食事と生活習慣を見直してみる良い機会ですね。