こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
年齢を重ねると誰でも気になるのが、シワですよね。
特に口元のシワは目立ちやすく、顔の印象を一気に老けさせてしまいます。
できるだけ効果的な方法で改善したいですよね!
今回は。気になる口も元のシワ「マリオネットライン」の原因や対策についてお伝えします。
マリオネットラインとは?
マリオネットラインとは、口周りにできるシワのひとつ。
腹話術に使われるマリオネット人形のように、口角から下に線が入っていることから呼ばれるようになってそうです。
ほうれい線と違い
口元の気になるシワ言えば、ほうれい線を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
マリオネットラインと同様、老化とともに目立ちやすくなるシワですが、顔に与える影響には大きな違いがあります。
ほうれい線とは、鼻筋から頬に斜めに入った線を指します。
若い人でも笑顔になった時にシワが入る部分のため、目立つようになってもそれほど見た目を左右ししまいんです。
でも、マリオネットラインは目立ってくると口角が下がって見えるため、普通にしていても不機嫌な人という印象が強くなります。
また、マリオネットラインのある人は、年齢よりも老けて見えるというデメリットがあるので、できるなら改善したいシワのひとつです。
マリオネットラインができやすい人の特徴
老けた印象や不機嫌なイメージを与えてしまうマリオネットライン。
基本的に目立ち始めるのは50代以降ですが、肌質や生活習慣によっては年齢と関係なくできてしまう人もいます。
そのため、若いからといって「マリオネットラインは関係ない」と油断しないことが大切です。
マリオネットラインができやすい人の特徴は以下の通りです。
・頬づえをつく償還がある
・乾燥肌
口角が下がっている(あまり笑わない)
マリオネットラインができやすい人の特徴として、口角が下がっていることです。
口角が下がっていると、口元のハリを保つための筋肉が弛みやすいため、マリオネットラインができやすくなります。
また、表情をあまり変えない人や笑わない人も顔の筋肉を使うことが少ないため、頬や口元の筋肉が弛み、シワができやすいです。
マリオネットラインのようなシワを作らないためには、普段から口角を上げるなど、顔の筋肉を意識することが大切です。
頬づえをつく
気がつくと頬づえをついてしまうという人も注意が必要です。
頬づえをつくことは、口周りや頬の筋肉を押さえることになるため、左右の筋肉ばかり抑えることになるため、左右の筋肉の働きがアンバランスになってしまうのです。
頬や口元の筋肉バランスが崩れると、マリオネットラインができやすくなります。
頬づえのクセは、姿勢にも影響するため頬の筋肉が弛み、よりシワができやすくなってしまうのです。
乾燥肌
乾燥肌はシワを作る大きな原因のひとつ。
そのため、マリオネットラインができやすい人は、乾燥肌であることが多いです。
乾燥肌は皮膚のバリア機能を低下させ、肌のハリ、みずみずしさを失わせます。
マリオネットラインをはじめ、シワの予防のためにも、普段から丁寧なスキンケアを心がけ、しっかり保湿することが大切です。
マリオネットラインができる原因
マリオネットラインは、年齢のせいと思ってませんか?
加齢もシワを作る原因のひとつですが、その他にも様々な要因が関わってきます。
・頬の筋肉のたるみ
・噛み合わせが悪い
・姿勢が悪い
・加齢
・間違ったスキンケア
口元の筋肉のたるみ
頬の筋肉のたるみ
口元と頬の筋肉はつながっています。
頬の筋肉が弛むことで口元の筋肉が押し上げられ、マリオネットラインが目立つようになります。
また、頬は脂肪の重さによってもたるみやすいため、太っている人もマリオネットラインができやすいです。
噛み合わせが悪い
姿勢が悪い
姿勢の悪さが口元のシワに影響を与える場合があります。
猫背は背骨に悪いだけでなく、顔の筋肉まで衰えさせます。
筋肉が弛んだせいで肌のハリが失われるため、結果としてマリオネットラインのようなシワができやすくなります。
また、姿勢の悪さは血流にも影響を及ぼすので、肌のコンディションをより悪化させます。
加齢
間違ったスキンケア
肌の乾燥は、シワを悪化させる原因に。
保湿不足や間違ったスキンケアは、マリオネットラインをできやすくしてしまいます。
水分や油分をしっかり補う保湿スキンケアを心がけましょう。
マリオネットライン解消方法
マリオネットラインが気になってきた、マリオネットラインを予防したいと考えている方には、以下の解消法があります。
・姿勢を正す
・正しいスキンケア
表重筋のエクササイズ
仕事や家事の空き時間に気軽にできる、表情筋エクササイズをご紹介します。
マリオネットラインを予防するためには、口元を支えている筋肉である、頬筋・広頚筋(こうけいきん)・口角挙筋(こうかくきょきん)・口輪筋を意識して動かすことが大切。
表情筋のエクササイズを日々の習慣にすることで、口周りの筋肉が鍛えられ、マリオネットラインの予防につながります。
人差し指と中指で耳を挟み、手の平で顔を包み込むようにする。
皮膚にシワが寄らない程度のやさしい力で、後ろから手前に円を描くようにマッサージする(20回ぐらい)②口角下制筋を緩めるエクササイズ
口角を上げる→戻す の動作を10回繰り返す
③広頚筋を伸ばすエクササイズ
まっすぐ正面を向き、顎をゆっくりと上げる。
④首を伸ばすエクササイズ
首の伸びを意識しながら、顔を右に向ける→左に向ける→元に戻すを 5回繰り返す
姿勢を正す
スマホやパソコン作業のせいで、気が付くと背中が丸まっています。
特にスマホお触っている時は、顔が下向きになっいます。
そうした姿勢が続くと、顔全体の筋肉や皮膚が弛みやすくなってしまいます。
マリオネットラインを悪化させないように、日頃から正しい姿勢を意識することが大切。
本やスマホを見る時は、目線の高さまで上げて顔が下がらないように心がけましょう。
座っているときも、なるべく背筋を伸ばし腹筋を意識することをおすすめです。
シワ改善に効果のある化粧品の選び方
シワに効果的なスキンケアを行うためには、化粧品の選び方が重要です。
シワ改善が期待できるアイテムの選び方のポイントについてご紹介しますね。
保湿成分
お肌にとって乾燥は大敵。
乾燥が進むとシワの原因となってしまいます。
また、しっかり保湿された肌はバリア機能が正常に働き、ターンオーバーが促進されるためシワの悩みの少ない若々しい状態を保つことができます。
シワのできにくい肌にするためにも、化粧品を選ぶ時は保湿成分に注目を。
特に保湿成分の高い成分は以下の通りです。
真皮層にもともと存在している成分で肌のハリや弾力を保つ効果がある。
年齢とともに減少していくため、外側からのケアで補うことが重要。
真皮層で水分を保持する「保水効果」に優れた成分。
化粧品として使うことで、肌表面の水分」を逃さないようにしてくれる。
角質層にとどまって水分を保持している成分。
親水性がありながら、脂分を保持する能力も同時に持つため、非常に高い潤い効果をもたらしてくれる。
また、角質層を整え、肌のバリア機能を高めてくれるため、肌乾燥などのトラブルから守る効果もある。
マリオネットライン対策で若々しいお肌に!
若々しさを手に入れるためには、口元のシワ対策は重要です。
特にマリオネットラインは、老けて見えるだけでなく不機嫌そうな印象も与えてしまうため、優先して対策したいシワのひとつです。
シワ対策のためには、日頃からのケアが大切。
表情筋トレーニングや顔ヨガ、正しいスキンケアなど、毎日の積み重ねがマリオネットラインの予防につながります。
効果的なマリオネットライン対策で、若々しいお肌を取り入れましょう。