こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
「梅雨になるとなんだか眠い」
「体がだるきてやる気がでない」
「頭痛やめまいを感じる」
など、天気が崩れるとからだの調子が悪くなり、憂鬱になりますよね。
なぜこのようなことが起こるのでしょう。
梅雨のひどい眠気…それは天気病かも!?
気象の変化が原因で起こる体調不良は、「気象病(天気病)」といわれ、その中でもとくに天気の変化によって起こる痛みは「天気病」と呼ばれます。
気象病の原因は、生命を保つために欠かせない働きを担っている「自律神経」にあると考えられています。
「自律神経」は、からだが活動している時に活発になっている「交感神経」とリラックスしている時や睡眠の時に活発になっている「副交感神経」があります。
2つの神経は、お互いが正反対の働きをしてバランスよく機能していますが、気象に変化、季節の変わり目などで、自律神経が崩れやすくなります。
この自律神経のバランスが崩れると、眠気・だるさ・痛みなどがあらわれます。
また、耳の鼓膜の奥にある「内耳」の気圧センサーが、気圧低下に敏感に反応すると、自律神経のバランスが崩れやすく、さまざまな不調が生じます。
雨の日の眠気・だるさ対策
雨の日に眠気やだるさ、痛みといった気象病の出やすい人は、自律神経のバランスを整える生活を心がけることが大切。
・1日3食きちんととる
・ヨガ、ストレッチ、ウォーキングなどで適度に体を動かす
・腹式呼吸を意識して行う
・体を冷やさない
・シャワーだけですませず湯船につかる
など…実践できそうな方法を選んで、無理のない範囲で行いましょう。
ウォーキングは、歩数計を活用すると数字として見えるので、毎日やりがいが出て楽しく取り組めますね!
気圧の変化に温度や湿度の変化を加わると、気象病の症状が出やすいです。
気象庁のサイトで気圧の変化をみることができますし、天気や気圧の変化を予報できるアプリもあるので、体調管理に積極的に活用するといいですね!
梅雨時の眠気・だるさは、何科を受診?
気象病を自分でなんとかしようとしても無理だと感じた時は、病院を受診しましょう。
最近では「気象病・天気病外来」を設けている病院もあるようですが、まだまだ全国的には少ないようです。
まずは「今でている症状で特につらい症状はなにか?」を考えてください。
例えば…
眠気やだるさ、気分の落ち込みがひどい…心療内科や婦人科
吐き気やめまいがつらい…耳鼻咽喉科
頭痛…頭痛外来や脳神経外科
関節痛…整形外科
を受診するといいでしょう。
梅雨時から取り組む夏バテ対策!?
梅雨から夏にかけての時期は、激しい「気温差」と高い「湿度」によって、自律神経のバランスが乱れがち。
梅雨時になるとやる気がなくなり、体もだるいという「梅雨バテ」になるひとも。
「梅雨バテ」を放置しておくと、暑い夏に突入した時に、そのまま「夏バテ」になってしまうことがあるので注意!!
いかがですか?
天候で体調が変わりやすい人は、少しでも楽に過ごせるように、毎日続けられる対策をしてみましょう♬