こんにちは。
50代からの美肌をつくるトキブルームの小山和子です。
足や顔など、体内に水分が溜まってぷくぷくになってしまう「むくみ」。
経験されたことありますよね。
「むくみってどうしたら解消できるの?」
「どうすれば予防できる?」
というお悩みが多いです。
今回は、むくみの原因や対処法、予防ケア方法をご紹介します。
「むくみを取る方法」は?
気がつくとパンパンになってしまった足、指輪がぬけにくくなってしまった指。
スッキリと解消したいですよね。
そんな「むくみ」を取る方法、むくんでしまう原因や対処法、予防ケア方法を詳しくご紹介していきます。
そもそも「むくみ」とは?
むくみ「浮腫」とも呼ばれる現象。
細胞と細胞の水分が異常に蓄積された状態をさします。
「あれ、むくみかな?」と思ったら、気になるところを指で軽く押さえてみましょう。
押さえたところの指の形が、しばらく残るようだと、そのパーツがむくんでいます。
むくみのメカニズムは?
むくみは、体内を巡っているリンパ液と血液がなんらかの原因で細胞と細胞の間で行き場をなくしてしまうことで起こる現象。
たとえば、一番むくみやすい「足」は、立ちっぱなし、座りっぱなしで引き起こされるのが最大の原因です。
一定の姿勢を取り続けることで、血流が悪くなるのはもちろん、様々な組織への循環がうまくいかなくなり、体内の余分な水分の排出や栄養が滞ってしまいます。
この流れで、体のパーツがむくみやすくなってます。
むくみの原因は日常のあるある!
むくみの原因を詳しくチェックしましょう。
「日常でよくあること」がほとんどの原因。
1.塩分のとりすぎ
お酒のおつまみやファーストフードなど、普段食べているものの中には塩分が多いものが多いです。
塩分には、水分を体内に取り込みやすくする性質があります。
塩分を摂りすぎると体に溜まった余分な水分を体外に排出しにくくなり、体内で水分がさらに溜まってしまい、むくみやすくなります。
2、長時間、座りっぱなしor立ちっぱなし
特に足のむくみは、長時間同じ姿勢を保っている時に起こりがち。
立ちっぱなしや座りっぱなしといった姿勢が続くと、足の筋肉ポンプの働きが低下します。
この足の筋肉ポンプ機能が低下することで、血液のめぐりも停滞→血管から水分が染み出る→細胞に水分が溜まる→むくむ…という仕組みでむくみます。
3、冷え
「冷え」も血液の巡りと関係があります。
体が冷えることで、本来なら血液やリンパ液と一緒に体内を巡っている水分も体内を巡りにくくなってしまいます。
4.ストレス・疲労
ストレスから引き起こされるむくみもあるんです。
何らかのストレスを感じた時には、体内で「コルチゾール」という物質が多く分泌されます。
このコルチゾールは「ストレスホルモン」の別名もあり、コルチゾールの分泌が増えることで体内の水分排泄がうまくいかなくなることも。
5、アルコールの飲み過ぎ
アルコールを飲んだ時、体内では「アセトアルデヒド」という物質が生み出されます。
このアセトアルデヒドという物質には、血管をより拡張させる作用があり、その拡張過程で血管のすき間から水分が溢れ出ることがあります。
この漏れ出た水分がむくみを引き起こすと言われてる。
また、アルコールとセットで食べてしまいがちなのが「塩分の高いもの」。
お酒を飲むときに、食べるおつまみにも要注意!!
6.水分不足
水分過多でむくみやすくなるイメージがある「むくみ」。
実は、水分が足りずにむくむことがあります。
これは、足りない水分が体内の水分を溜め込むことで起こる現象。
そのため、むくみを気にして水分をカットするのはおススメできません。
むくみの対策・解消法
むくんだ部位を問わずトライできる、むくみ対策・解消方法をチェックしましょう。
むくみをとりを助けてくれる食べ物
まずは食べ物から対策しましょう。
むくみやすくなる食べ物(塩分が濃いもの)もあれば、むくみを解消してくれる」食べ物もあります。
むくみ解消に効果がある食べ物をチェックするなら、余分な水分を排出に効果が期待できる栄養素や血行促進をサポートしてくれる栄養素を把握しましょう。
◆むくみ対策におすすめ たんぱく質
たんぱく質は、血管内外の水分量の調整に働きかける栄養素といわれています。
普段の食事にたんぱく質が少ないと、むくみやすくなることも。
たんぱく質が不足していると感じる方は、ぜひ積極的にたんぱく質を多く含む食品を取り入れましょう。
◆むくみ対策におすすめ ビタミンB群
ビタミンB群は、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類からなる栄養素。
これらの栄養素には、糖質やアルコール、水分などの代謝を助ける働きがあり、体内の水分バランスを適正に保つにはピッタリの栄養素です。
むくみ対策におすすめ カリウム
体内の水分バランスは、カリウムとナトリウム(塩分)のバランスによっても調整されています。
このバランスが崩れると、むくみやすくなります。
カリウムには、体内の余分な水分を排出する働きがあるため、むくみを感じた時はカリウムを豊富に含む食品を食べると効果的。
◆むくみ解消を手伝ってくれる飲み物
水分補給には、
・お水
・お茶
・グレープフルーツジュース(高カリウム)
といった飲み物がおすすめ。
どれも、なるべく冷たすぎない温度(できれば常温)で飲み、喉の乾き感じる前に少しずつ飲むのがおすすめ。
お茶なら、調整作用と代謝即に効果がある「はと麦茶」、高い利尿作用をもつ「緑茶」「どくだみ茶」「とうもろこし茶」「杜仲茶」などがおすすめ。
グレープフルーツジュースの場合は、100%果汁のものを選ぶといいですね。
むくみやすいパーツ別のケア・むくみ解消法
むくみやすいパーツごとにケア法をご紹介します。
足のむくみケア
◆足のむくみサインをチェック!
・靴下が食い込んで跡が取れない
・靴がいつもよりきつい
・足が重たい
◆足のむくみとりのためにできること
1.マッサージ
簡単にできるむくみとりマッサージで、パンパンの足とさよならしましょう。
マッサージすることで、血行を促進できます。
摩擦が気になる場合は、マッサージオイルを使うとスムーズです。
2.足湯でリラックス
入浴もむくみ対策・血行促進にとても良いのですが、足に特化したケアなら足湯がおすすめ。
お気に入りのアロマオイル(精油)を入れたり、花びらを浮かべたり香りも楽しむ足湯は、リラックス効果も抜群です!!
顔のむくみケア
◆顔のむくみをチェック!
・いつもは二重なのに一重になっている
・体重は変わらないのに、顔だけ太った気がする
◆顔のむくみとりのためにできること
1.温水・冷水で洗顔を繰り返す
洗顔料は使わずに、まずは温水と冷水で顔を交互に洗ってみましょう。
異なる温度の水で顔を洗うことで、顔面の血管の拡大・収縮が繰り返され、むくみが解消されることがあります。
温水は熱すぎるとトラブルの元になるので、高くても40℃くらいの設定しておきましょう。
2・ホットタオルで顔を温める
濡らして絞ったタオルを電子レンジで1分ぐらいチーンしてホットタオルを作ります。
「少し熱いかな?」と感じる程度のホットタオルを顔にしばらくのせます。
顔を外から温めることで血行が改善され、むくみが和らぎます。
顔の汚れも取りやすくなるだけでなく、メイクのりもアップ!
ぜひ、洗顔前にやってみてください。
3.顔のリンパマッサージ
顔にクリームをつけてトライしてみてくださいね。
マッサージ方法はサロンでお教えしますね。
まとめ
見た目に大きな影響を与えるむくみは、できることなら遭遇したくないですよね。
むくみはライフスタイルを少し改善してみるだけで予防が可能です。
ライフスタイルを見直して、むくみに悩まされない生活が送れると良いですよね♪